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■ケナフについて・東南アジア、インド、中国、アフリカ、カリブ海沿岸、アメリカで栽培。
■「ケナフと木」優れた資源活用・元気な地球を引き継ぐために・・・・・・・。
■環境教育に役立てる・全国の多くの学校でケナフは栽培されるようになりました。
■植栽運動の進め方・ケナフ植栽の運動は全国に拡がりました。
■循環型社会とケナフ・必ずケナフは未来資源として役立ちます。
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■ケナフについて |
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アオイ科ハイビスカス属の一年草で、主に東南アジア・インド中国・アフリカ・カリブ海沿岸・アメリカで栽培されています。
日本では昭和10年頃から軍の特殊品として栽培研究が行われ繊維資源作物として期待されていました。しかし、終戦後は石油化学製品の登場でいつしか忘れられ、平成2年に現在の「ケナフ協議会」の前身の研究会へ環境庁が委嘱し、大学や企業の研究所で研究が続けられて来ました。
既に東リの壁紙やアペックスの紙コップ、トヨタ車のドアトリム、マクドナルドのラッピングペーパー、デオデオの掃除機パックなど環境と資源の両面からケナフを選択し商品開発を行っている企業も増えています。また、ケナフの会などのボランティアがパンやクッキー、ゼリーなどケナフ加工食品や和紙を開発している例も増えて来ました。
又、栽培に関しては、地球規模の環境浄化や資源確保を考える時、日本は中国やマレイシア、タイ、ベトナムなどのアジアの国々に支援し、資源として活用する協力も必要です。
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■ケナフの花
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■「ケナフと木」 共に優れた資源です。 |
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ケナフは光合成能力に優れ5〜6カ月で3〜6mと大きくなり短期間に多くの二酸化炭素を吸収し固定化します。炭素の長期固定化では森林や海のサンゴなどの役割は大きく環境保全の基本となるでしょう。ケナフはそれらを補ない短期間に田舎でも都会でも、地域や学校で、あるいは企業で植栽に参加ができ環境意識の変革に貢献している事に意味があると思います。
森林は直接資源としてだけでなく、ブナ林などの保水力や災害防止への貢献は大きく、また腐葉土が下流域や近海の水産資源の大切な栄養源であることが解り、漁師が木を植える運動が全国的に行われています。それらの活動に象徴されるように、自分の領域だけの権益だけを死守するのではなく、環境を大きく捉えた活動、未来に生きる子供たちに元気な地球を引き継ぐために、そろそろ「ケナフか木」ではなく「ケナフも木」も大切な資源と認め、それぞれの立場で頑張る人々にエールを送る時代でしょう。
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■地球温暖化の原因・・・二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが増えたからです。 |
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■ケナフを環境教育に役立てる |
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全国の多くの学校でケナフは栽培されるようになりました。これまでに教育素材としてケナフを活用した先生たちはケナフは環境教育に最適なマルチ草木だと称賛しておられます。生命・環境・生産と広く総合学習の素材としてケナフはとても期待されています。
「鹿児島県教育用品納入協同組合」は、ケナフとの出会いをきっかけに、納入する学用品をケナフを原料としたものや再生紙に切り替えることを決めました。学校で育てたケナフを、パルプ化し「ケナフの卒業証書」の製紙化を窓口となり取りまとめています。また鹿児島県議会も平成9年10月の議会で「ケナフの環境教育への活用」の陳情を、全会一致で採択しました。
2000年より(社)鹿児島県工業倶楽部の会員を中心に「ケナフ応用実用化研究会」が発足し、ケナフ炭のコンクリートへの混入試験や、飼料としての可能性の研究を始めました。又、マレイシアの農業・工業への活用を提案し、現在着実に研究開発も進み、鹿児島県マレイシア友好協会やマラッカ鹿児島友好協会など国際交流に発展しています。
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■ケナフ植栽の運動の進め方 |
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人々の環境意識と、ボランティアへの参加意欲の高まりがタイミング良く重なり、ケナフ植栽の運動は全国に拡がりました。しかし、一方でケナフの良さを知った人々が、製紙関連施設に頻繁に無理な問い合わせをしている例も有り、製紙業界も対応に苦慮している様に伺えます。製紙業界にすぐに木材パルプをやめろとか無理な注文や抗議を行ない感情的対立が起こると、せっかくの良いことが良いと言えない人々が生まれてしまいます。ケナフには何の罪も無く、そこに関わる人間の利害が価値を変えて行きます。
当面は地域や学校で植えられたケナフは、まずそこの地域での活用を考えていただきたいと思います。自己完結型か、地域循環型の活用を検討することでブームに流される事なく、地域に合った特産物として定着できると思います。
各地のボランティアで植えられたケナフは福祉作業所で名刺やしおり、コースターなどに加工されイベントなどで頒布されています。また植えたら確実に何かの製品にしなければいけないと思い詰める必要は無く、細かく砕いたり炭にして土に返してあげることも大いに環境浄化に役立ちます。
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■マレイシア訪問
アブドラ副首相(左から2番目)に ケナフの説明
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■循環型社会とケナフ |
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ケナフを植え収穫することで地域や学校が一体となった環境保全活動と、循環型の資源開発に参画できます。もちろんケナフの栽培は農家や広い敷地をもつ工場などがまとまった量の栽培には向いていますが、地域や学校で環境浄化や環境教育のために植えられたケナフも資源として有効に活用できます。
今は、資源はお金を出せば、世界中から提供されますが、未来は必ずケナフを含めた多くの植物が、現在の利害を超えて「未来資源」として必要になります。
今はしっかりケナフを研究し、大切に育て、学びましょう。
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